昨日の日経新聞でもあったように、ゴールドマン・サックス(GS)が金融取引を通じて、ギリシャの債務隠しに加担していたと報じられています。
このカラクリについて簡単に書いていきたいと思います。
2001年ギリシャは、ユーロ通貨を導入するために、財政赤字比率を改善しなければなりませんでした。これが始まりです。ユーロ通貨導入のためには、財政赤字比率をGDPの3%以内に抑えなければなりません。しかし、当時のギリシャではこの3%が非常に大きなユーロ導入の壁になっていました。
そんな困ったギリシャに近づいてきたのが、GSです。
GSからギリシャへ出された提案を簡単にまとめると以下のような感じです。
1.GS側からギリシャ政府へ財政赤字比率を改善するために融資しますと提案がある。
2.ただし、融資では財政赤字率が悪化する形になるので、借りたことを隠蔽しましょう。
3.隠蔽をうまく行うために、融資ではなく為替取引という形態にしましょう。そうすれば借り入れではなく収入として計上できますよ。
4.為替取引をする代わりに、2000年に将来の宝くじ収入を、2001年には将来の空港税収入をそれぞれGSに引き渡すことを約束してください。
要するに空港税や宝くじ収益を担保にしてデリバティブ取引で埋め合わせしてくださいということです。そして、ギリシャはこの資金を為替取引などで得たように見せ掛け、財政赤字額がはっきりわからないようにしていたという疑惑がかけられているのです。
ちなみにギリシャはGSへ2001年の取引だけで約3億ドルの手数料を支払っています。
結果、ギリシャは実質債務を為替取引として合法に計上でき、不明瞭な債務総額は約100億ドルにもなるそうです。それが今回のギリシャの危機によって明るみに出てしまった。
以前、「就活生のための経済講座 -リーマンショック なぜ投資銀行は暴走したのか?-」というエントリーでも書きましたが、金融業界に根付いた、儲けるためなら手段を選ばないやり方には共感できません。
健全なギリシャ経済の回復が行われることを願います。
このカラクリについて簡単に書いていきたいと思います。
2001年ギリシャは、ユーロ通貨を導入するために、財政赤字比率を改善しなければなりませんでした。これが始まりです。ユーロ通貨導入のためには、財政赤字比率をGDPの3%以内に抑えなければなりません。しかし、当時のギリシャではこの3%が非常に大きなユーロ導入の壁になっていました。
そんな困ったギリシャに近づいてきたのが、GSです。
GSからギリシャへ出された提案を簡単にまとめると以下のような感じです。
1.GS側からギリシャ政府へ財政赤字比率を改善するために融資しますと提案がある。
2.ただし、融資では財政赤字率が悪化する形になるので、借りたことを隠蔽しましょう。
3.隠蔽をうまく行うために、融資ではなく為替取引という形態にしましょう。そうすれば借り入れではなく収入として計上できますよ。
4.為替取引をする代わりに、2000年に将来の宝くじ収入を、2001年には将来の空港税収入をそれぞれGSに引き渡すことを約束してください。
要するに空港税や宝くじ収益を担保にしてデリバティブ取引で埋め合わせしてくださいということです。そして、ギリシャはこの資金を為替取引などで得たように見せ掛け、財政赤字額がはっきりわからないようにしていたという疑惑がかけられているのです。
ちなみにギリシャはGSへ2001年の取引だけで約3億ドルの手数料を支払っています。
結果、ギリシャは実質債務を為替取引として合法に計上でき、不明瞭な債務総額は約100億ドルにもなるそうです。それが今回のギリシャの危機によって明るみに出てしまった。
以前、「就活生のための経済講座 -リーマンショック なぜ投資銀行は暴走したのか?-」というエントリーでも書きましたが、金融業界に根付いた、儲けるためなら手段を選ばないやり方には共感できません。
健全なギリシャ経済の回復が行われることを願います。
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