日本経済新聞34面に初芝五洋(HD)ホールディングス社長、島耕作氏のインタビューが掲載されていました。
日本経済新聞の紙面でのコミックのカラー広告はかなりのインパクトでした。さらに、インパクトだけでなく内容も良かったです。朝会でも話題になったので、特筆すべき部分を抜粋します。
日本経済新聞の紙面でのコミックのカラー広告はかなりのインパクトでした。さらに、インパクトだけでなく内容も良かったです。朝会でも話題になったので、特筆すべき部分を抜粋します。
サラリーマンの1日は睡眠を8時間とすると残りは16時間。基本8時間働き、残業を2時間すると実働10時間。これに往復の通勤時間2時間を足した12時間が仕事で、起きている時間の4分の3に当たります。
それで「自分は趣味に生きる」とか言ってしまうと、楽しいのは人生の4分の1になってしまう。やっぱり4分の3の人生が面白いと思えるような職を探さなければいけないし、その職を愛するべきです。
-中略-
初めて事業部に勤務した時のこと。京都市郊外の田園地帯にあった電熱器事業部で、パン焼き器の宣伝に携わりました。
あまりパン好きでなかった私はつい心ない一言を発し、開発に心血を注いできた女性社員たちを傷つけてしまいました。
あとでそれを知って一念発起、パンを好きになるために毎日お昼に隠れて食べ続けました。たとえ好きになれなくても、パンの良しあしが分かるまでにはなろうと。これはやって当たり前の努力かもしれません。
給料をもらっている以上やらなければ失格でしょう。仕事にどっぷりつかる覚悟がなければ、それなりの人生しか送れません。
目の前の仕事を好きになることは、自分の意志の力でできることです。この時の経験はその後、ワインや音楽など新しい事業に取り組んだ際、大きな自信となって私を支えてくれました。
-中略-
こうして入社38年目の今春、社長に就任しました。会社は組織の力で動くものです。その組織を支える社員一人ひとりの力を合わせ、より大きな力にしていきたいと考えています。
社員は時に組織の中で自分を殺す必要もあるでしょう。しかし、それは周りを生かすことだと知ってください。
日本の産業は今、大きな曲がり角に来ています。これまで大きな国内市場に支えられて成長しましたが、少子化によって市場は縮小していきます。今後、目は海外市場に向きますが、日本のブランド力の劣勢は否めません。世界で戦える日本ブランドの復権が必要です。
当社は今後「シンクグローバル」をスローガンに掲げ、海外戦略を強化していきます。入社のころ夢見た舞台が目の前にあります。若い力と一緒に社会の利益に貢献できる企業グループを築いていきます。
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