はじめに
最近自分の就職活動中のことをよく思い返しています。というのも、学生のみなさんからの質問で「就職活動中こうしておけば良かった事は何ですか?」といった質問を非常に多く受けるからです。
この質問を受けたとき、私は「戦略」と「意識」の二つの側面から答えています。今回は「意識」の面からお話していきたいと思います。特に『謙虚さを大切にする意識』です。
謙虚さと自己評価
就活をしてた時の自分を思い出すと、謙虚さに欠けていたなぁと感じます。インターンやビジネスコンテスト等で、良い成績をあげていたこともあり、自分に自信を持っていたと思います。おそらく自信を持っていること自体は悪くないと思うのですが、傾向として自信を持ち始めたり、知識が増えはじめると、謙虚さを失う傾向がありました。また、学生団体やインターンで仕事ができる面々を見ていると、相対的に、あえてデキルアピールをするというか、強く見せるために、謙虚さに欠ける発言をする人が多かったため、別に謙虚でいる必要は無いのではないかと考える節もありました。これは間違いでした。おそらく謙虚さに欠けていたとしても、ビジネスにおいてある程度の成功をすることはできるでしょう。しかし、ビジネスの世界で本当に成功している人というのは、謙虚さを自信と共に兼ね備えているのです。そして、ビジネスだけでなく、プライベートも幸せな生活を送られていると感じます。
抽象的な表現かもしれませんが、ビジネスで普通に成功するためには、謙虚さは無くてもよいのかもしれませんが、突き抜けた成功をするには、謙虚さは必要不可欠なのです。
私自身、学生時代に勘違いしていたことがあります。それは、謙虚さと自己評価が低いというのを混同していたことです。そして、傲慢と自己評価が高いということを混同していたことです。これを履き違えると就活では非常に痛い目にあいます。
生きるうえでの謙虚さ
なにより人として生きるうえで謙虚さは大切なものです。なぜなら、精神面でも、文化面でも、物質面でも、人間の最大の前進は謙虚さの上に立脚しているためです。ガンジーは謙虚だったからこそ、インドを解放できました。シュバイツァーは謙虚だったからこそ、生涯をアフリカ原住民への医療などに捧げ、世界平和にも貢献したのです。しかも、その重要性は、自分が頂点を極めた後でよりはっきりと認識できるのです。
さらに、謙虚でなければ、有効な知恵は絶対に身につきません。なぜなら、賢人の最も重要な資質の一つが、「自分は間違っていた」と言えることだからなのです。
最後に
採用したいと思わせる学生は数分話せば、能力が滲み出ているのが分かります。よって自分を強く見せるために、謙虚さをなくす必要はまったくないと思います。逆に、その滲み出る能力に惚れる採用担当者が多いものです。我々採用担当者というのは、学生の未来の姿に惚れるものですから。
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